株式会社タブレインは、TABrain（Technology Aided Brainの略）として、「人間の頭脳を情報通信テクノロジーで支援することを考える企業」として誕生させました。
1940年代半ばにコンピュータが誕生して約７０年経ちます。この間、人間の身のまわりの生活は大きく変わりました。せっかく人間が持っていた多くの知恵や技術なども、コンピュータ技術によって置き換わったものは、少なくありません。今後も、テクノロジーの発達によって、新たな仕事や職能も誕生し、さらに今後も大きな変化をしていくことは、間違いないと考えます。
タブレインは、エネルギー資源の少ない日本において、人間の頭脳こそ大きな資源と考え、新たなテクノロジーを生み出し、そのテクノロジーが人間の頭脳を刺激・触発していくことで、新たなモノづくりを目指すことを支援してまいります。

エネルギー資源が少ない日本は、これからの老齢化や少子化の社会において、厳しい世界競争の中で、どう生き残っていくかが課題となります。せめて子供らの頭脳資源に期待し、あらたな頭脳活性化が必要ではないでしょうか。
私は、1980年代半ばの「人工知能」ブームにおいて、知識の獲得や、コンピュータ上での知識の具現化などを行ってきました。そのとき考えたのが、「コンピュータの能力によって、人間の一部の知恵や技術が不必要になり、ゆくゆくはコンピュータによって置き換わっていく世界になる」と考えました。
あきらかに、この３０年で多くの職場や仕事が失われ、新たな進化したものが取り入れられてきました。今後も多くの技術が、コンピュータを中心として誕生し、人間社会を大きく置き換え、新たな時代となっていくことは間違いないでしょう。
これらのことを考えれば、人間がこれからすべきことは、コンピュータでは人間を超えることが難しいところをどう伸ばしていくかではないでしょうか。具体的には、人間のすばらしい脳力である創造力や第六感（勘）、総合的・経験的な知識による判断などを伸ばすことが重要になってくるのではないでしょうか。
つまり、これからの人間は、より頭脳を使った進化が必要になっていくるのではないでしょうか。コンピュータ技術によって置き換わるものが何かを考え、人間だけが持つ能力とは何かを考えていくべきではないでしょうか。

※ 高本 孝頼の著書・論文等はこちら

株式会社タブレインは、創設以来NPO法人オープン ワイヤレス アライアンス（旧３Gシールドアライアンス）の立ち上げに携わっています。将来の日本のモノづくりに寄与する学生・生徒らを支援し、新たな創造・アイデアを触発させる世の中に貢献できればと考えています。このアライアンスも、主に教育業界を中心とした子供らの頭脳に期待した活動を続けることで、タブレインもこの歩調に合わせて進化し続けたいと思っています。

※ NPO法人 オープン ワイヤレス アライアンスのホームページです。
※ ３Gシールドの技術および保守サポートのページです。
※ ３Gシールドアライアンスは、Facebookにて紹介されています。