開発支援・試作支援・コンサル

タブレインでは、これまでのM2Mシステム/IoTシステムでの試作・プロトタイプ開発をいろいろと手掛け、支援サポートなどを行ってきています。特に、3Gシールドや3GIMの開発から保守サポートを通じて、IoT試作・開発での様々な知識・知恵・ノウハウを多く蓄積してきました。具体的には、多くのセンサ技術からマイコン制御技術、3G・LTE通信やローカル通信などの通信技術、それにインターネット接続技術やサーバ(クラウド)構築技術、さらにはPythonやRによるデータ分析技術などを保有・蓄積してきました。まさにIoTシステム開発の老舗となりつつあります。おそらくこれだけ幅広く知識・技術を持ちあわせた会社は稀ではないかと自負しています。


また、個別ごとの試作・開発も多く手掛けてきました。例えば1)見守りシステム、2)農業用モニタリングシステム、3)防災用監視システム、4)太陽光発電量モニタリングシステム、5)バッテリ監視システムなど、さまざまな試作・量産化対応を大企業さまから中小企業様まで支援してまいりました。
特に、オープンソースハードウェアの概念を取り入れていることで、とても短時間で、安価で、簡単にシステムの試作やプロトタイプ開発が行うことを行ってきています。既存ボードなどによる試作や、回路設計・アートワーク設計・ボード試作・実装とソフトウェア開発まで含めた試作、試作から量産までの開発対応、さらにはクラウド(サーバ)開発まで対応などを行ってきています。


この他、これまでの3Gシールドおよび3GIMの開発・販売・保守サポートと同時に、さまざまなアンテナによる電波強度テストや、GPSによる位置情報取得テスト、太陽光発電量のテスト、バッテリによる通信時間のテスト、太陽光発電量とバッテリ蓄電および3G通信時間のテスト、高温度環境下での3G通信モジュールの継続通信テストなど、IoTデバイスとしての実践的なテストを行い、本格的なIoT運用システムの知識・ノウハウも蓄積してきています。
さらには、デバイスでのセンサ取得知識(取得間隔や消費電力・誤差補正・キャリブレーションなど)、超省エネ対策(エアープレーンモード・スリープ・ウェイクアップ・割込みなど)、個別ごとデバイスの初期自動設定(プレシジョン対応、継続安定稼働システムの対応など、IoTシステム構築では幅広く、さらにより深く技術蓄積を行ってきています。
現在、タブレインでは、M2M/IoTシステム開発を手掛ける企業様に向けた支援を行っていまして、基板設計からも含め、センサ技術の開発支援、クラウドの開発支援など幅広く行うようになってきました。


■ タブレインの開発実績

  1. 太陽光発電と蓄電池によるエコシステムでの遠隔監視モニタリングシステム
  2. 親機と省エネを目指した子機との関係でのモニタリングシステム開発
  3. スマホ・タブレットでの遠隔モニタリングおよび遠隔制御システム開発
  4. クラウドサービスによるデータ収集とモニタリングシステム開発
  5. ローカルワイヤレスによる動的なデータ収集分析システム開発
  6. ワイヤレス機器での超省エネ対応システム

その他、さまざまな分野での豊富な開発事例があります。

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事例-1 豊富なIoT 試作・量産化の開発

事例-1 豊富なIoT 試作・量産化の開発

2013年からIoTシステムのデバイスの試作や量産化を行ってきています。特に安定稼働で動く仕組みや省エネ対応、低バッテリ対応措置機能なども取り入れたデバイスがあり、専門的なIoTデバイスの技術を蓄積してきています。
ここでは、ハードウェアの開発だけでなく、MPU(中央演算装置)のファームウェア開発・組込みから、運用のためのソフトウェア開発なども行ってきています。

■ 開発事例

  • 農業用・防災用(汎用)IoTデバイス(Tabraino V1.1)開発(量産対応)
  • 子供見守りシステムデバイス試作・量産化
  • 野外機器の装置モニタリングシステム試作開発
  • 医療用カメラ撮影遠隔モニタリング試作開発
  • 防災(土砂災害向け)監視モニタリング試作開発
  • 鉄道安全装置バッテリ監視モニタリング試作・量産化
  • 工場内各種装置モニタリングシステムの試作・量産化、 など

タブレインでは、ボード開発のみならず、ソフトウェアの開発環境までの提供、それにアプリケーション開発としてデバイス側のソフトウェア開発、さらにはクラウド(サーバ)側の試作・開発まで行っています。

試作・量産化してきた3GIM搭載ボード群

試作・量産化してきた3GIM搭載ボード群

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事例-2 超省エネ遠隔監視システム

事例-2 超省エネ遠隔監視システム

本システム開発は、超省エネ対応としたMPU(ARM チップ)の選定から、スリープ機能やウェイクアップ機能、さらには割込み処理機能などを配慮したプログラミング、それに3GIM の通信での省エネ対応を行うためのボードの試作開発から対応し、量産化まで対応しました。

超省エネ遠隔監視システム
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事例-3 ペットの監視見守りシステム

事例-3 ペットの監視見守りシステム

電源を入れたら数分後から5分間隔(間隔設定変更可能)で、カメラ画像をネット上のサーバにアップするシステムです。昼間留守のときに電源を入れたら、自動的にカメラ撮影を行い、その画像データは、自分のスマホやPCからでも見えるものです。

知人がこの春から飼い始めた愛犬を、仕事で留守中気になることでカメラを貸出しました。

(ただ、仕事どころでないようなところもあり、どうしているかが最初だけわかっただけで良かったようです。またいくつか気に入った写真もあり大事にしていくとのことでした)

ペットの監視見守りシステム
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事例-4 エリア・ワイヤレス・センサ・監視構築

事例-4 エリア・ワイヤレス・センサ・監視構築

新開発のTabraino(Arduino互換機)上に3GIMを搭載し、親機としての機能を持たせて、3台の子機から送られてくるセンサ値(温度、光)の値を2分間ごとに、xively.comにアップするシステムの試験運用に入りました。
当初は、たまに切れたりしていた原因が分からなかったのですが、バッテリーの電圧が低かったことによることが分かり、新しく入れ変えたら安定してデータをアップするようになりました。
左がクラウドにアップしているxively.comのデータ表示写真です。
このシステムも親機1セットと子機3セットを持ち運び、親機の電源さえ入れさえすれば、直ぐにデータをクラウドにアップする簡単さがあります。その後、どこからでも自分のスマホやPCで、データを表示させてみることができます。

エリア・ワイヤレス・センサ・ネットワーク構築
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事例-5 電源電圧と電波強度を確認

事例-5 電源電圧と電波強度を確認

ワイヤレスでの無人化設置では、場合によってバッテリーなどの不安定な電源・電圧を使ったりします。
そこで、電源電圧やアンテナ強度情報を確認するための一時的なシステムを作成してみました。

右の写真では、子機3台から送られてくる電源電圧(mV)と電波強度(LQI)を1秒間隔で表示させています。
これらの情報は、実運用段階において、初期段階でのアンテナ強度の測定、それと継続運用での電源電圧の低下の監視などに使う必要があるものと思っています。
参考として、アンテナの種類や向き(親機および子機の両方とも)によって電波強度(LQI)の値は、直ぐに変わることが分かりました。よって、現場設置時では、アンテナの向きをできるだけ感度の良い方向に向けておくべきと思いました。それと、電源電圧は、ある値以下になってくるとセンサ値も正しく取得できないことが分かっています。ある閾値以下の電圧になれば、あらかじめアラームで知らせるアルゴリズムが必要だと思いました。

ペットの監視見守りシステム
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