本セミナーでご講演頂きました先生らの資料等は、すでに技術情報・保守サポートサイトにアップしていますので、ご参考にして頂けましたらと思います。
NPO法人したことで、アライアンスによる産学連携による3Gシールドの普及展開をより広く告知しながら推し進めてまいります。すでに多くの企業や教育機関・研究機関での実績をオープンにしながら、互いに活用・支援するアライアンスとして展開してきます。
国立大学法人東京大学(総長:濱田 純一、以下東京大学)の江崎 浩 教授、落合 秀也 助教、株式会社インターネットイニシアティブ(代表取締役社長:鈴木 幸一、以下IIJ)、3Gシールドアライアンス(代表:高本孝頼、以下アライアンス)は共同で、IEEE1888に対応した組込み3G通信モジュールを開発し、電力センサを含む各種計測情報を商用のクラウドサービスに提供させることに世界で初めて成功しました。詳しい資料は、こちら。
本セミナーでは、大学や高校の先生方にこのArduino用3Gシールドの利用体験や可能性を語って頂き、さらにパネルディスカッションなどを企画しました。資料関係は、こちらで紹介してます。
本セミナーでは、M2Mビジネスが広く知られるようになったなかで、3Gシールドは、オープンソースハードウェアであるArduinoをベースとした3G通信網の利用が幅広くでてくることを紹介。今後クラウドとの連携やセンサネットワークとの連携、データマイニングなどの研究開発、さらにグリーンエネルギーでの活躍など、その可能性をお話ししました。
2日間に渡る技術セミナーでは、1日目がArduino関連およびM2Mビジネスについて座学にて紹介、その後Arduinoと複数のセンサ類やカラーLCDを使った実習を行いました。2日目は、3GシールドとそのAPI関数群を紹介し、その後3Gシールドによるクラウド連携やツイッタ―とのデータ連携などの実習を行いました。アンケート結果が良かったとのことで、改めて10月24-25日に2度目と技術セミナーを開催することになりました。
Arduino用3Gシールドが、情報科教育にて利用できないかを、大学や高専・高校などの先生たちのヒアリングをもとに、可能性をまとめたものとして、論文発表しました。この発表の中には、「生徒らがArduino3Gシールドを使うことで、創造・アイデアに時間を割き、簡単にソフトとハードの両方によって情報科に対する教育ができる」とのまとめかたをしています。実際に、東京都立小石川中等学校の生徒によるアイデアも論文の中に記載・発表すると同時に、具体的に物をつくってデモ展示も行いました。
3日間の展示会でしたが、毎日50名以上の方々による名刺交換があり、ひっきりなしに3Gシールドのデモ展示に関心を寄せて頂きました。展示としては、会場内での温度と光センサをArduino用3Gシールドに接続し、定期的にクラウドへデータをアップするデモ内容とした。立ち止まって聞いていただいたほとんどの方々は、大企業の方が多く、自社でもM2Mビジネスをしたいが、なかなか武器が無いような様子であり、またオープンソースに対する拘りが大企業では、強いこだわりがありました。
東京都立小石川中等教育学校は、中高一貫の公立学校で、特に理系関係に強い生徒が通う学校ということで、今回の3Gシールドに強い関心をしめしてくれるのではと、サイエンスカフェ(セミナー)での講師の依頼がありました。
集まってくれた生徒さんたちが50-60名ほど、先生・父兄が10-20名ほど参加されました。
3Gシールドの紹介では、日本のロボットの強みや弱みなどを話し、3Gシールドの紹介をデモを使って行いました。
セミナー後には、中学1年生クラスから高校1年生クラスの5-6名の生徒らから、質問攻めにあいました。
本当に関心度の高さにびっくりしました。
土曜日の雨の秋葉原でのエレキジャックフォーラム2012でしたが、多くの来場者があり、Arduino3Gシールドセミナーにも120名前後の方々が参加されました。短時間でのIEM版3GシールドとUSB版3Gシールドの紹介では、多くの方々が聞き入って頂きました。その後3−4件ほどの問い合わせもあったほどです。
臨時雑誌の「スマートフォン・ワールドVol3」は、CQ出版でも数多く出ている本ですが、この中にGClueの佐々木陽氏による記事が投稿されました。内容は、2011年10月14日会津IT秋フォーラムで発表したデモ内容で、ArduinoとAndroidを使った面白い記事となっています。このArduinoでは、3Gシールドと放射能測定器とをつないだものを紹介して頂きました。
12月19日の3Gシールドの発表会での呼び掛けで、3Gシールドアライアンスの発足を行う。ムトーエンジニアリング、構造計画研究所、スイッチサイエンス、マイクロインフィニティほかが立ち上げとして参加。まずは、3Gシールドのコンセプトづくりなども尊重し、「オープンソース」でのArduinoをベースとするものが何かを議論。
将来的な3Gシールドがどうあるべきか、また日本のモノづくりでの新たなトリガーとしてどうすべきかなどを議論し、具体的な世の中での最先端技術などを紹介しながら、3Gシールドアライアンスの発足を確認・スタートさせた。
本セミナーでは、基調講演にクアルコムジャパン会長・社長の山田純氏(現特別顧問)、IAMAS准教授の小林茂先生、それにGClueの代表取締役 佐々木陽氏を招き、3Gシールドの発表会を東京にて行う。山田氏からは、インターネット接続が、どこでも、無人でも行うことができる技術環境が整ってきたこと、またその可能性として3Gシールドが出てきていること、そこに新しいアイデアによるチャンスがあることを、お話し頂いた。
つぎにIAMASの小林茂先生は、Arduino関連の出版などで知られた著者でもあり、これまで先生が携わってこられたフィジカルコンピューティングでの考え方や、具体的で簡単な実演を交え、新しいモノづくりの環境のご紹介を頂いた。
GClueの佐々木氏は、福島・東京・岐阜とで活躍する最先端の技術によるモノづくり会社の代表取締役で、業界でも著名で、多くの講演やセミナーでも活躍されておられる。本セミナーでは、スマフォ(Android)とArduinoとを連携することで、簡単に最先端のモノづくりでの試作やプロトタイプ開発ができることを紹介頂いた。
金沢工業大学では、社会人を招き、現在世の中で進んでいる企業技術の報告・発表会が行われていて、この中で、Arduino用3Gシールドの連絡報告をした。学生や先生らに交じり、地元企業などからの参加者もあり、多くの方々に3Gシールドの存在を知ってもらった。
会津大学でここ毎年行われている会津IT秋フォーラムにて、クアルコムジャパン会長・社長の山田淳様(現特別顧問)が、「スマートフォンからM2M(
その後、この内容は、CQ出版社の雑誌「AndroidとArduino」(2012年1月発刊済)にも取り上げてもらっている。
2010年12月末から翌年2011年3月末日までの総務省プロジェクト(モバイル教材開発)について、静岡県三島市にて、成果報告会として発表。今後のモバイル教材として、広く利用されるには、M2Mでの活用の可能性があることを発表。
2010年10月に総務省からの交付金75億円の公募(雇用促進「ICT絆プロジェクト」)にて、教育向けモバイル教材を申請。同12月に採択を受け、翌3月までの短いプロジェクトで、モバイル教材および教育カリキュラムを完遂。
機構設計でのCAD操作から、回路設計や基板設計、それに熱対策や電磁波対策、さらにモバイルでの応用活用として、センサ類などの連携、センサネットワークやM2Mビジネスなどの教育を実施。
この時点で、中小企業団体でも、モバイル教材の作成や人材育成のための教育カリキュラムの構築・実施ができることを証明した。